ハーバードビジネスレビュー4月号読書会
テーマは『デザイン思考』。。。はあ??
あまりにもビジネス思考から遠のき、しかも本を読むっていうことから離れて内省モードになっていたため、どういう風に文章書いたらわからなくなっていましたこの2ヶ月。笑
世間からも遠ざかっていたようで、これが流行ってることさえ知らなかった。
でも、今回もとっつきにくい表題の、とっても興味深い内容だった。
これね、思考パターンなの。
しかも、すごいって言われる人の思考パターンの解析の一つだと思う。
私事だけど、先日新しいプランを思いついて、フェイスブックに投稿したら
(これはそれをノートにしたのね)
以前からつながりだけはあった、雲の上の人からお呼びがかかって、
突然内容をお話しさせていただけることになった。
その人から来たメッセージが一言。
『フリー外科、おもしろいね』
それだけ。笑
でも、その『おもしろい』って誰にでももちうる感覚ではなく、
やはり、いろいろなことを知り尽くした故での独特の選択基準だと思ったんだよね。
その感覚を知りたいなと思った。
デザイン思考ってゆーのは、すごーく簡単に言うと、
ビジネスモデルとか、芸術的なデザイン(模式図?っていったらいいのかな)を分野分けすることだ。
それだけだと、なんにもおもしろいことはなくて。
ふーん。
それだけだったりするのだが。
イノベーションとひっかけると。
これがぐっと面白くなる。
『おもしろい』の基準。
それは、この、デザイン思考の分野分けに入らないことだ。
つまり、既存のものを枠組みに当てはめてみることで、
そうでないものが見えてくる。
当たり前だ。デザインの枠に入らないんだから。
詳細は省くけど、
イノベーション、つまり変化(shift)の要件は
①見たこと・聞いたことがない
②実行可能である
③議論を生む(賛成/反対)
③は特に重要で、そのイノベーションが大好きな人と大嫌いな人が分かれることが重要なんだ。
その上で、そのアイデアはどんどんブラッシュアップされていって、
それでそこから生まれちゃう♫新しい思考が。
ブラッシュアップは
具体的に何に役に立つのか(ニーズ)をはっきりさせ、
プロトタイプを作ってちゃんと必要とされているのかを実証してみるのだ。
加えてディシジョンマネジメントと呼ばれる定量分析技術を使用して正味現在価値(NPV)というのを算出するらしい。
これを
勘のいい人は一瞬でやってしまうのだと思う。
最後の正味現在価値のやり方はよくわからないので置いておいて、
試しに自分が開催しているワイン会がどういう立ち位置にあるのか、
やってみた。
これのおかげで何が特徴的なのか、わかりやすくなった。
イベントページで何をアピールするべきか。
また、実はこの会はなんどもやっていて、
たくさんのプロトタイプがある。その分析もしなければならない。
とはいえ、やってみるとわかるのだが、
プロトタイプがあって初めてこの表が書ける、
この表のクオリティーが上がっていることもわかる。
顧客やリピーター率を出し、何が重要なのか(ニーズ)をあぶり出して、
そこを改善することが必要なんだろうなあ。
余談)
*アイデアへのコピー攻撃への対応
デザインはもとのデザインにはストーリーがなく、当たり前だがオリジナルにはストーリーがある。
ストーリー価値はコピーされても揺るがない。
ストーリー性を紐付けることでデザインと機能の両方を拡大させることができる。
私のメンターでドバイに20年以上通い続けている男性がいる。
彼はドバイが何もなかった農村の頃を私たちに話して聞かせた。
原油がでないことから将来を危惧し、たった20年でブルジュカリファを作り上げた。
このストーリーはさらにドバイに投資を呼ぶものだろうと思う。
他にも投資を募集しているところはたくさんあるのに、ドバイが魅力的なのはなぜか。
そのストーリー性だと思う。