おかぴーのビジネス・メンタルタフネスBlog

乳腺外科医おかぴーがそのなが~い診療経験と多種多様な人間との人付き合いからみた、ビジネスとメンタル・コミュニケーションについてのブログ。

カンボジア訪問5 サン・インターナショナル・クリニック

話がそれるが、カンボジアSIMカードは無制限4Gデータアクセス可能で1週間たった7USDだった。空港でたら並ぶ並ぶ、たくさんのSIM売り場。

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なので、FBもLINEも余裕。

LINEで事前に和僑会でオーナーの武藤さんと連絡を取り合っていて、

幸いなことに予定があって訪問できた。

 

日本人のドクター2人と日本人のオーナーさん1人で立ち上げたアットホームな外見のクリニック。

今では10人のドクターがいる病院だけど、わたしが行った時はガラッガラ!

だいじょうぶか? と思ったけど、それはドクターの来る日が偏在しててなおかつ私が行った時間帯がお昼だったからみたい。

 

各部屋を案内してもらった。

もともと邸宅だった場所を改装して作ったこのクリニック。

個室が診察室や手術室に充てられていて、ドアは普通の家のドアだ。

作りはアジアの普通の大きな家の作りで、やたらだだっ広い部屋、塗装しただけの壁。

壁に絵がかかっているのがなんとか日本人らしさであった。

 

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懐かしい景色といえば、薬が置いてある場所。

ここだけは日本の病院を彷彿とさせた。

 

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手術室は麻酔器もあるが、開放型で、あんまり大規模な手術はできないよう。

大規模な手術をする時はお隣のケマ・インターナショナル・クリニックに手術室料を支払って手術をし、容態が落ち着いたらこちらのクリニックの病床に戻すそうだ。

 

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日本も昔は有床診療所があったが、そんなイメージかな。

手術室や病室があると病院の管理の大変さはかなりグレードアップする。

にもかかわらず日本人のクリニックでこれをやってのけちゃったのはすごい部類だろう。もちろんドクターの半分以上が外科系、というのもある。

 

ドクターはカンボジア人もいて、総合内科と婦人科の先生Dr.Uch Somary にもお会いした。カンボジア乳がんが増えてるから、治療する人が必要なのよと言っていた。

 

 

放射線治療施設や化学療法施設が限られたこの国で、とはいえないわけではないこの国で、どこまでの限定された医療が許されるだろうか。

『この国の中産階級は、がんになると飛行機にのってタイに行ってしまうんですよー』
と言っていた野々村先生。

自国の医療を全く信用していないんだって。

これは手を差し伸べても突っ返されるのとおなじではないかー

 

あ、誰かと似てるかな。。。笑

反省反省。。。

 

さて、次のアポの時間が迫ってきたので、移動でーす!

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 *オーナーの武藤さんとパチリ⭐️